ツインレイと期待の裏切り

こんにちは、Pink Pig です。
 
このブログ、ブログの何も知らないで始めて、Google検索しても出てこなかったのに(検索に乗せるやり方があるのは知っているのですが、パソコン音痴だからよく分かんなくて…笑)、地味に読んでくださっている方々がいるようなので、少しでも有益になる人がいればと思って書いています。不定期ですが、子育ての合間に趣味で書いていることをご了承ください。

今回は、ずばり(?)「期待」について、多方面から見ていけたらと思います。
ツインレイの相方といると、相手が「ミラクルに」期待を裏切ってくれることが多々あります(笑
もう、「一体どうやったらそうなるの?!」レベルに。どうやら他のツインさん達にもよくあることのようです。
これが「なぜ起きるのか」は、はっきり言って私には現時点では解りません。よく「期待は重いエネルギーです。相手をコントロールしてはいけません。」的スピ路線で書かれている方も多いですが、私の経験はそもそも(起こる現象は同じなのに)「ツインレイはこうするべき」理屈に矛盾することが多いので、もし迷っているツインさんがいたら、こんなケースもあるんだと参考になればと思います。
 
まず、「期待」とはなんぞや。ごく小さなものも含めたら、期待は私達の日々の生活から人生まで、常につきまとうものですね。お昼ご飯におすしを買っといたら、美味しいだろうなと期待する(でもまずかったら期待ハズレでがっかりしちゃう。)誕生日が近いと、いつも祝ってくれる友人が今年も祝ってくれるだろうと期待する(で、すっぽかされたら逆に何か関係に問題があるのかと悩んじゃう。)
ツインどうこうに関わらず、「ほらー期待するからよー。そもそも期待しなければ、人生で(ツイン相手に)がっかりすることなんてなくなるのよ。」…そりゃそうですよね。ごくごく当然のロジックです。でも、じゃあ何でそもそも人は期待するのだと思いますか?
期待は喜びの感情と密接な関係があるからです。喜びたいから期待するのです。特に期待していなかった良いことがあると、私達は喜びますが、その喜びは期待が叶う喜びよりも一時的なものです。成長の過程でもそうですが、目標を立てて、努力し、やり遂げるといったサイクルの繰り返しが満足感と、成長へのモティベーションを生みます。流れって人間の脳にとって大事なんですね。
 
その一方で、「期待を”少なくしたら”、人生楽になる」というのもとても最もで有益なアドバイスです。自分や人に期待しすぎる人は、その分がっかりすることも増えて、人生しんどくなりますね。そういう人は周囲からも「重い人」と疎まれがられやすいです。
もうお決まりですが、「自分で自分を幸せに(自己愛)」できる人は、精神的に自立度が高く、他者に期待を寄せて依存しすぎることが少ないんですね。
要するに、バランスの問題です。人間や人生のすべては、ぶっちゃけ陰陽のバランスです。陰だけでも陽だけでも成り立ちません。苦しむからこそ、喜びもあるんです。物も人も含めて、何が何でも「期待するな」と言うのは、「人間でいるな」と言っているのと恐らく大差無いです。(ツインレイが「人間卒業」を控えた魂だからという説もあり、それに対しては何も言いませんが、そもそも人間として生まれたからには、人間としての生を全うして、得るべき学びに正直に向き合いたいというのが私のスタンスです。)
 
また、少し話は逸れますが、期待するしない一つをとっても、人によって「やりやすさ」があります。遺伝子と脳のつくりです。(できが良い悪いという話では無く。)MBTIをよくご存知の方なら知っていられると思いますが、人はそれぞれ脳の「機能」の段階で差があります。脳のタイプが、個人の嗜好や、思考パターン、感情処理傾向等など、様々なことに関与しています。
私の印象では、ツインレイとしてプログを書かれている方々は、INFJもといENFP女性が多いように思われます。詳細は書きませんが、例えば多くの他者にとって難しい感情処理でも、それができやすい(もしくはできた気になっている)脳のタイプがいるということです。では、その人達が他のタイプに「私できた(つもりだ)から、あなたもそうしたらいい」と言うとどうでしょうか?
人には得意不得意を含めて個性があり、どのタイプが劣る/秀でるといったものではありません。現実にある「違い」を認めないと、「あなたもそうしたら」と期待する方も、「どうして私にはできないの」と悩む方も、苦しくなります。だから私は、「あなたにとって正しいことはあなたの神が知っている」と強調したいです。
要するに、「苦しいんだったら、苦しまなきゃいいのよ。」的、スピに多い人間性を無視した安直なロジックは、役に立つ人と立たない人がいるということですね。
 
前置きは長くなりましたが、ではどういった「期待はずれ」なことがツインレイで起きるのかと言うと…これは私と主人の例ですが、言ったとおり「ミラクルに」期待を外してくれます。
例えば、私は外国住まいで、現地の言語が話せません。(家族とは英語です。)そこで主人に、「誰それにこれ聞いといてくれる?」とお願いします。問題なくOKされます。直前にもう一度、主人が忘れないように念押しします。OK, Ok...そして、「返事どうだった?」…「聞かなかった」…はあああっ?!!
例えば、主人が私を喜ばせてくれようとします。「今日これ買ってきてあげるよ。」「本当?」「僕の気持ちを表したいんだ。」「ありがとう♡」私は楽しみに主人の帰りを待ちます。で、…あれ?あれれ?もしかして忘れてる?!「僕の気持ち」なんぼのもんよ?!笑
他のツインさん方はこんな一見ダメ男的な、くだらない話じゃないのかも知れませんが(笑 でもじゃあ主人が真心の無いダメ男なのかと言うと、そうではありません。主人は深く愛してくれ、約束事も、約束した時は本人は本気なのです。当然ながら、こんなことも毎回起こる訳ではありませんが、他の人とでは起こらないのに、何故か主人とは不自然なほど頻発します。先週も、「今回はいつもみたいに意味不明な忘れ方するのやめてね。とにかくしてね。」と前日に釘さした約束をすっぽかされ、雷落としました(笑
プレゼントの例は、私の主人への期待が彼によって造られたのは言うまでもありませんが、ただの伝言の例などは、主人どうこうとか関係無く、ただ必要に迫られての話しです。もし「期待」がスピリチュアル的に主人に何らかのプレッシャーをかけて、それが避けられているとしたら、それはエゴどうのこうのを越して、もうエナジー的に何故か「そういう仕組み」としか言いようが無いですね。だからと言って、主人が何か成し遂げるのを「一切期待しない」なんて、私には当然できません。結婚生活ってリアルに二人三脚ですから(笑 約束守れない人と一緒に社会生活できやしませんから。(こんな主人でも、他のことはしっかり責任持ってしてくれるんですよ。)
 
何が不思議かって、主人本人も、このミラクルな「期待外し」が一体どうしてできるのか分からずに真剣に悩んでいるのです。私は現実的なので、主人の生い立ちからくる精神的期問題(無意識に人の期待や指示を抑圧と感じ、拒否、抵抗しようとする)では無いかと推測していますが、主人自身は何か悪霊にとっつかれていると思っているようです。除霊するとか言ってました(笑 それはもう見事な外しっぷりで、私が主人にオンラインで送ったメッセージをすべて読んだにも関わらず、何故か指示の箇所だけは「無意識に読み飛ばしてて気づかなかった。その他は全部読んだのに。」とか… 主人が私に悪意を持ってしているので無いことだけは明らかなのですが、何ともやっかいなこの「必殺ツインレイ期待外し」、当初はそりゃもうストレスでした。特に塵も積もると、笑って済ませてたことも面白くありません。
ただ、このトピックについて主人と何度も話し合っているうちに、当初は「喧嘩売ってんの?!」と怒っていた私も、「本当に悪気無いんだ。何で起こるのか分からないけど、この人だけのせいじゃ無いし、この人にもストレスなんだ」ということが理解できるようになり、そこまで気にならなくなりました。(っていうかむしろ主人が可哀想…)エゴを手放した訳では一切ありません(笑 「話し合い」という努力の結果です。
 
今回は不可解なツインの「期待外し」についてでしたが、初めに書いた通り、ツインによく勧められている一方的な「許し」や「受け入れ」とは全く逆の道を、私と主人は歩いてきました。そして、それが私達にとって確かに正しい道のりだったと言うことは、私達の人生が、主人のいたどん底からどんどん好転していっている結果からも解ります。
私は、「受け入れられないことは受け入れない」で、相手を非難しました。それは相手と決別したいからでは無く、相手に変わって欲しかったからです。「変わって欲しい」というのは、相手への期待で、誰にでも押し付けていいものでもありません。でも主人は、私の為に必死に努力して、私も必死に主人を導いて、そして現に変わってくれました。その変化が本人の為にも良かったことは、数年経った今でも、「変えてくれてありがとう」という主人の言葉に感じます。
恨みに思うことでも、「許せないことは許さない」で、気の済むまで怒りをぶつけました。それは相手をやりこめたいからでは無く、「許せないけど許したい」からです。主人はすべて耐えてくれ、何度も謝罪してくれ、結果、私は「自然に」過去の痛みが溶けてゆき、許せるようになりました。
私と主人の結婚は、当初でこそめくるめくエモーショナル・ドラマでしたが(大概主人が私が怒る要因をつくって、私が怒り狂って主人を追い回す)、今ではお互いに大分理解が深まり、あれっと思うことは落ち着いた話し合いで納得できるようになりました。不可思議なことは起こりますが、ツイン云々と言っても人です。お互い真摯な気持ちで話し合うというのは、いつでも人同士を繋げる有効な手段の一つだと思います。
 
長文になりましたが、誰かツインレイの「期待外し」の「本当の理由」もしくは「現実的に有益な対処法」を発見した方、是非教えてください(笑
 
※追記:書きそびれましたが、主人は私の期待だけでなく、自分の期待も(私には正直どうでもいいことでも)裏切ることが多かったです。時と共にかなり改善されていってはいますが。勝手に自分に期待して、一人でプレッシャーを感じて自分の期待を裏切る…自滅ですね。神経症の一症状だそうです。
私達にその溝を埋める理解能力がどれほどあるかは置いといても、スピリチュアルは、現実と矛盾しないものです。互いに相手がいないと成り立たない関係です。なので、スピリチュアル的に「なぜ」を説明するのも良いですが、現実的な「なぜ」を突き詰めていくのも、それはそれで価値ある行為だと思います。
 
 
Pink Pig でした。