ツインレイと偽ツイン

こんにちは、Pink Pig です。
 
「偽ツイン」という言葉を時々目にします。特徴を読んでみると…いました。本当にいました。
主人の自己愛性パーソナリティ障害を持つ前妻が、まさに偽ツインに言われる特徴にドンピシャでちょっと引きました。自分の相方、しかも魂の片割れとか言われてる人の過去に引くとか言うのものもなんですが、正直私は結婚してから主人に引きっぱなしです(笑 (だって自分の半身だろうが何だろうが、感情的に理解できないものはできないし…って言うか、「自分の背中」だから、直に見れないのが普通なんでしょう。)
 
主人は前妻に「以前あった気がする」感覚をいだき、自分でも何故か解らないけど、彼女が自分に運命づけられた相手だと感じたそうです。(まぁ、カルマメイトですから、ある意味あってるんですけど。)だったらさぞロマンチックな恋愛だったかと言うと、どうやらそうでは無く、最初から女性として魅力を感じず、本音は何だかがっかりだったそうです。(仮にも妻だった人に…)じゃあ何で結婚したかと言うと、手っ取り早く言うと闇に自分の「弱み」につけ込まれたんですね。
 
彼女はナルシストだったので、巧妙に主人の女性に求めているものを察知し、劣等感に苦しむ彼を煽てあげていい気分にしました。また主人は主人で、それ以前に「とりあえず今すぐ誰かと結婚しよう。」ありきだったんです。自分の寂しさや、男性としての自信の無さが、結婚という社会のステータスで解消できると考えたという…浅はか以外の何でもありませんが、それは酷い精神的虐待を受けて育った者の悲痛な叫びだったとも言えます。(実際、ナルシストの親を持つ者が、親から逃れたいがあまり若くに軽率に結婚して、結果相手がまたナルシストだったというのが、よくあるパターンらしいです。)
 
その結婚の有様は、正にカルマの解消(なのか、新しくカルマつくってたのか…)のオンパレード。悲惨です。ナルシストと結婚して幸せでいろと言う方が無理ですが、それにしても外的不運も含めて人生急降下でした。夫婦関係も、お互いの健康も、子どもの精神も、社会的立場も、すべてカオスです。
でもそのどん底から、主人は色々なことに精神的に目覚め始めたのだろうと思います。鈍感な人だから、そこまでひどい目見ないと目が覚めなかったのかしら…
 
ではそのウン年後、更に混沌とした年月を過ごした主人がついにツインである私と会って、目覚めばっちりの準備万全だったかと言うと…そんなわきゃ無いですね。そうだったらツインにつきものの、試練とか無くなっちゃうもんね。最初の結婚を恥じる意識が非常に強く、でも劣等感故恥とは認めたく無いので、自己嫌悪と自己正当化のはざまで喘いでいました。
結局全体的には、幼少の傷が、最初の結婚で過去の傷として悪化した主人の引きずってきたもろもろは、私にも多大なダメージを与えました。今でこそ色々落ち着いて仲良くしていますが、主人の私への愛情が信じられなかったらさっさと離婚してたと思います。実際、これは愛なのか、単なる依存じゃ無いのかと、何度も自分に問うた時期がありました。エゴでは何度も疑ってみても、主人を目の当たりにすると、誰よりも深く愛されているのは解るんです。ふっきりたいのにふっきれないのが余計にやるせなかったです。(私それまで、ふっきるのだけは得意だったんで)笑 今思えば、それも何があってもただそこにある「神の愛」を学ぶ勉強だったのかも知れません。
 
偽ツインは「ツインに会うための準備運動」的に説明されていることが多いですが、私の経験からは、プログラム的にそれ以上の意味があるのではないかなと思います。私は主人の前に偽ツインに会いませんでしたが(ちょっとそれっぽい人はいました。もしかしたら、会ってスルーしてたのかも…)、主人の偽ツインは、私自身の闇、「私は誰の一番でもない/なれない」という幼少からの無意識が呼んできた者であったような気もします。私の「インポスター症候群」が、実際の「偽物」の存在を許してしまったんですね。
つまり、偽ツインがいたということは、実際に偽ツインに関わった人に課題があっただけでなく、その相方のツインの課題にも通じるものがあるのではと思います。何せ表裏一体なので。
 
過去に囚われる必要はありませんが、まず過去から学ばないと、先に進めない未来もあります。主人の前妻は、ナルシストですので同じ苦しみのストーリーを人を変え、場所を変え、繰り返しているようです。(そういったコンディションで生まれた人のカルマって一体どうなるのだろうと、個人的にすごく不思議です。自業自得を可哀想とも思いませんが、それにしても魂としても下がる一方って、救いが無くないですか?世界ってそういうものなの??)一方主人は、過去の苦しみを糧に、自分の本当の人生は今始まったのだと、今をすごい勢いで生きています。
 
偽ツインレイ、いると壮絶に苦しいですが、ある意味自分の学びの宝庫でもあります。
 
 
Pink Pig でした。