ツインレイと自己愛と自虐

こんにちは、Pink Pig です。

 
ツインレイプログラムでは、自己愛の成長が求められると、以前も書きましたね。
今回はその典型のような経験を最近したので、ご紹介します。
 
何週間か前、私は怪我をしました。腫れて痛かったのですが、出血しているわけでもなく、その他の日々のことで心身共に非常に疲れていたので、自分に構う余裕も無く、冷やしもせずにほっておいてしまいました。主人に報告し、病院に行くのが必要か聞かれたのですが、とりあえず様子を見ると返事しました。
ところが日が経つにつれ、あれ、治らないなぁ、と… 怪我をした体の一部が、変形したままなのです。痛みも少しあります。不安になってきた私は、主人に状況でし近状を報告し始めました。すると異様なことに、主人がなんとなく、私の怪我に注目するのを回避したのです。私は私で、「別にこんな箇所、変形したまま残っても目立たないしなぁ。いっかなぁ、このままでも。」と、自分を超ぞんざいに扱っていました。すると主人も、傷について大したこと無い、医者もどうせ何もできないから行っても無駄と、適当な事を言い出したのです。
 
ある日、ふと私は気づきました。私の父親なら、何て言う?女の子なんだから、体が変形したままではよくない。結果はともかく、とりあえず医者に見てもらいなさいと言うでしょう。疲れていたとは言え、私は自分がどれだけ自分を軽んじていたかを間にあたりにしました。そして、それを主人に当たり散らしました。「なんで私が怪我してるのに興味ない、っていうか、その話題避けようとするの?!」「普通医者に行かせない?医者が何もできないって、その意味わからない理屈何?!」
主人はすぐ医者を予約してくれ、結果、私の骨が折れていたことが分かりました。(気づかなかった私って、一体…笑)幸い大したこと無く、テーピングで日にち薬です。
 
主人が言うには、なぜ私の怪我の事実を避けたかったのか、自分でも分からないそうです。何故か、私の骨が折れていないと決めてしまっていたとも。私が苦しむと、自分が罪悪感を感じてしまう主人なので、私が怪我をした事実と向き合えなかったのかも知れません。私が骨折していたと知って、ショックで後で目に涙を浮かべていました。現実的な説明はさておいて、これが、ツインレイから安心や満足をもらえにくい所以です。
愛してはいるんです。主人にとって、私が人生で一番大切な存在だとも、何度も言われています。でも、傷スルーするか?笑
スピリチュアル的理由は、私自身が、私の傷をスルーしようとしていたからです。私の自己愛が欠落していたから、それが私自身に跳ね返ってきました。主人に対する私の怒りは、私を軽んじた、自分自身に対する怒りです。
 
難しいですね、ツインレイは。私達はつい、大人をあてにする子どものように、自分が無理をしてしまっていたら、周囲の人が気遣ってくれるだろうと甘えてしまうところがあると思います。特に日本は、自己責任より集団責任の国なので、逆に周囲が「あなた無理するまで頑張ってるね」と認めてくれるほどじゃないと頑張ってないみたいに思われたり(っていうかそもそも「頑張って」ないと立派な人じゃないみたいに思われたり)、「定時に帰りま〜す♪」だと自分甘やかしすぎみたいに見られたり… 結果、「頑張りすぎて自己キャパオーバーし、周囲に支えてもらわなければいけなくなる」という、共依存的な関係をつくりやすいように思います。
 
「頑張って」なくたっていいんです。自分削ってまでして「頑張って」いないといけない、愛されないというのは、自分自身の依存です。何が依存かって、どこかで、人に「頑張って」いるのを認められたい、人に感謝されたいからです。依存が何でもかんでも悪いという訳でもありませんが。
でも、あなたが「頑張って」いないと何か不満な人は、また彼/彼女自身、「頑張らなくちゃ」の呪縛に囚われている人だと思います。勿論、成長のための努力は、本人が幸せになる為にも人生不可欠です。自分が楽しめる努力なら尚更良いでしょう。でも努力するのと、無理をするのは違います。
本当にあなたを愛している人は、あなたに無理なんかして欲しくありません。あなたが自分を愛し、生き生きと日々を過ごしているのが、ツインレイ男性の喜びです。よく頑張り屋のツインレイ女性は、「彼と一緒になるために自立しなきゃ!」「彼に愛される為に無償の愛を与えなきゃ!」と無理をしているようですが、本末転倒だと思います。
 
「自分を愛せる人」が、結果的に好きなことをしながら、精神的、経済的に自立して過ごしている「可能性が高い」というだけのことじゃないかなと思います。(特に経済的自立については、その限りではありません。自分の居場所や役割をしっかり持っていれば、経済的自立は関係無いだろうと、私は思います。)「自分を愛せる人」が、「無償の愛」に近い、おおらかな感情で他者を愛せるのだと思います。(そもそもある種の精神状態を除いて、現実的に「無償の愛」なんてものは無いという私の見解はさておいて。)つまり、自分自身に満足できず、自分に自身が無く、誰かを手に入れたいあまりにどうこうしようとすると、自己愛の欠如が悪化してしまうのではないでしょうか。
 
・自分を愛せるツイン女性 = 自立していたり、依存が少ない可能性が多い。= 自己愛が不可欠なツインプログラムがスムーズにいきやすい。
 
という流れが、その結果だけを見て、
 
・ツイン女性はこれこれ具体的なことをクリアしないと統合できない!
 
といった逆流情報に翻弄されてしまう人を増やしていないでしょうか。ツインレイに限らず、幸せなパートナーシップの「条件」があるとすれば、「健康な自己愛」です。ライフスタイルがどうこうは関係ない、っていうか二の次三の次です。
 
私は、自分では割と(悪い意味で無く)自己愛の強い方と思っていましたが、アダルトチルドレンでもありましたので、どこに幼少の時親から無言で受け取った「私なんてどうでもいいや」的マインドが潜んでいるか知れたものじゃありません。特に私自身が親となると、リアルに優先順位が子どもになるので、今回の傷の件のように、「自分なんて構ってられない」的部分が露出してショックです。
親の、特に母親の幸せは、ダイレクトに子どもの幸せに影響します。我が子に幸せになってもらう為にも、私は幸せにならなくてはなぁと痛感します。(私の母親は傍から見てもとても幸せとは言えない結婚生活でした。そして自分の自己愛の欠如からくる不幸を、子どものせいにして罪悪感を植え付けようとする、結構ありきたりながらも困った人でした。)
 
ツインレイの相手は、あなたがどれほど自分を愛しているか、愛していないか、鏡のように見せてくれます。それは、女性から男性へも同じことです。主人は自己愛性パーソナリティ障害の親に育てられ、隠れ自己嫌悪が激しいので、私の主人へのダメ出しはそれは酷いです(笑 主人に「あなたダメダメのダメだらけなのよ!」的なことを言って、我ながら酷い嫁だなぁと思いますが、私の主人への怒りは、そのまま主人の自身への怒りの露出でもあります。正直私の主人は、私に怒られて(自己と対峙することを余儀なくされて)成長したなぁと思います。
なので、巷に多い「男性の自尊心をくすぐって、愛され女子になろう♪ 女はどんなときも笑顔でほがらかに♪」みたいなあざとい女を推奨する文句に惑わされないでください。特にツインレイの場合上手くいきません。あなたが自分に嘘をついて、傷つくのはあなたの半身である彼です。怒ったら文句を言ってください。悲しかったら泣いてください。彼に正直になることは、同時に自分に正直になることです。自分に嫌なところがあってもいいんです。あるのがあたりまえです。大事なのは、嫌なところだからと言って避けずに、存在自体を否定せずに、ちゃんと直視できるかという点だと思います。
 
今回は長くなりました。
 
 
Pink Pig でした。